IC内に搭載されている回路機能、構成を分析

IC、例えば、スマートフォンに備わっているカメラですが、これは、CMOSイメージセンサというICが、カメラの中に入っています。 このICの役割ですが、光信号を電気信号に変換した後、その信号を増幅したり、画像処理する部分へ信号を送ったりしています。このようなICの中に搭載されている具体的な回路機能、構成を分析するのです。回路特許の内容が、回路構成や信号処理方法なので、製品に搭載されている機能、構成を明らかにすることは、知的財産に関わる分析にとっては、非常に重要になります。また、設計する際の設計思想の考察も重要なので、回路素子であるトランジスタ等の性能、CMOSイメージセンサの場合は、光電変換素子のフォトダイオードの分析結果等を含めて、分析を進めることになります。得られた情報は、特許技術と製品技術の比較評価、他製品との比較評価に活用されます。ICの製造プロセスが、微細化、複雑化が進行していきますので、分析方法の開発、確立も重要なアイテムです。

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